今回は、初心者の方にどんなブログにすればよいかを聞かれることが多いので、ブログで稼げるようになるためのブログの型の選び方についてお伝えしていきたいと思います。
ブログには大きくわけて「雑記型ブログ」と「特化型ブログ」があります。
- 雑記型と特化型のそれぞれのメリットを知りたい
- 雑記型や特化型でブログは作ったけど、アクセス数が伸びない
僕は今ブログでアフィリエイトを5年ほど続けていて、月100万円ほどの収入があります。
これまで自分や友人の数多くのブログ立ち上げに関わって、成功したケースや挫折してしまったケースをいろいろと見てきました。
そんな経験を元に、どうすればうまくいきやすいのかを僕なりにまとめてみましたので参考にして頂ければうれしいです。
目次
雑記型ブログと特化型ブログの違いとは
冒頭で言った通り、ブログには雑記型ブログと特化型ブログという2つの型があります。
文字通り、
- 雑記型・・・特にジャンルを絞らないブログ
- 特化型・・・専門ジャンルのみに絞ったブログ
例外もありますが、ざっとこのような違いがあります。
雑記型 | 特化型 | |
---|---|---|
記事ネタ | 多い | 少ない |
上位表示 | されにくい | されやすい |
収益 | 不安定 | 安定 |
特化ブログはSEOにも強くユーザーのアクセスを集めやすい強みがありますが、雑記ブログにも記事ネタに困らないというメリットがあります。
実は雑記型か特化型の「2種類」ではない
ただし単なる2択というわけではなく、
例えば雑記型ブログに投入されている記事を見ると、
- 80%の記事が料理、残り20%がその他
→ ほぼ料理の特化型ブログ - 50%の記事が料理、残り50%がその他
→ 料理メインの雑記型ブログ - 20%の記事が料理、残り80%がその他
→ 料理記事もある雑記型ブログ
僕は、初心者がブログを始めるには上記2のような「半分は専門ジャンルで残りは雑記」の雑記&特化のハイブリッド型にすることをおすすめします。
その理由を説明していきます。
雑記&特化のハイブリッド型をおすすめする理由
ハイブリッド型はいいとこ取り
初心者のうちは、特化型ブログで上位表示を狙って当てるのは難しいです。
それは検索キーワードの需要調査、競合を調査するノウハウ、お宝キーワードの見つけ方などあらゆる知識を取り入れて経験を積んでいく必要があるからです。
逆に雑記型ブログだと、今度は専門性がないゆえにGoogleからの評価が得られにくく、上位表示されずに読者に見てもらえないという傾向があります。
そこで「料理メインの雑記型ブログ」のような半分が専門分野を持つブログにすることで、
- 特化型ブログが評価される専門性を備えて、
- 特化ジャンル以外も伸びる可能性があり、
- 雑記も書けるのでブログが続けやすい。
1つの専門ジャンルからサイト全体のPV底上げにつなげる
ブログのカテゴリは4〜6つまでくらいがいいと思います。
そのうち1〜3つのカテゴリを専門ジャンルとして投稿していきます。
日々投稿を続けつつ想定通りに特化したカテゴリが伸びてきたら、そのまま特化型ブログにしてもいいし、別カテゴリの記事が伸びれば、その記事を量産といった具合に、都度、伸びている方向に軌道修正していきます。
このようにカテゴリの選択と集中を繰り返すと、サイトの専門性が評価されて上位表示されやすくなります。
その結果、サイト内の別ページに回遊する数も増えてサイト全体のPV数底上げにつながります。
続けやすさも重視
やみくもに書き続けても稼げるわけではないといいつつ、僕に言わせれば書き続ければそのうちうまくいくというのも事実です。
↓
遅かれ早かれ必ず上達する
↓
上達した結果必ず成果に現る
なので、書き続けるためには1つの専門ジャンルの記事しか書けないブログよりも、いろんなネタを自由に書ける雑記型にしておいた方がいいという話です。
最後に:専門ジャンルは流行のものを避ける
ブログのアクセスを長持ちさせるためには、流行しているものを避けてジャンルを選ぶことをおすすめします。
例えばこちらは、2004年以降の3つのキーワードの人気度グラフです。
1つ目は「サブスク」。2019年は大きく話題になりました。
2つ目は「民泊」。2015年頃から伸びましたが近年は落ち着いています。
最後は韓流ドラマ「冬のソナタ」。2004年に大流行した後、検索数は激減しています。
これは極端な例ですが、ブームになるキーワードはそのうち激減、もしくは一旦は落ち着いて横ばい状態が続きます。
流行キーワードを扱ったトレンドブログも短期的な戦略としてはありなのですが、初心者の方がブログを資産として形成していくなら、長期目線で考えた方が成功しやすいと思います。
なるべく普遍的な需要のあるジャンルを選んで、長期間かけてそのジャンルの専門家としてブログと共に成長していくというスタンスで取り組まれることをおすすめします。