我が家には今2歳半になる男の子が1人います。
毎日一緒に遊んでいて楽しいのですが動きも激しいので、40代にもなると結構疲れてしまうんですよね。
それで、どの家庭も大きく変わらないかと思いますが、我が家の場合は1歳ちょうどくらいから徐々にEテレのおかあさんといっしょやアンパンマンに興味を示すようになり、ちょくちょくテレビを観るようになりました。
ちなみにこの記事でおすすめしているテレビとは、民放のテレビ番組ではなく、テレビでDVDやアプリを使って視聴する子供向けのコンテンツを指しています。
テレビを観ることが育児によいという話はあまり聞きませんが、個人的に、使い方によっては使える育児ツールだと思うので我が家のケースを紹介できればと思います。
目次
テレビ視聴に対する自分の考え
自分の環境と比較して基本問題なし
親に聞く限り、自分は相当小さい頃からテレビを観る環境で育ってきたようです。
が、今40代で特に何か弊害を感じているわけでもなく普通に家庭をもって生活できているので、割と大丈夫と思っています。
ただし昔よりもスマホやディスプレイなどを手軽に触れる環境なので、1日2時間以上などの観すぎには気をつけたいところです。
特に幼児には注意が必要ですが、とにかく観ない方がいいとは思っておらず、ルールを決めて楽しめればむしろメリットも大きいと思います。
集中するためのトレーニングになる
テレビの他に、なにか1人で集中できるものがあれば何でもいいと思いますが、うちの子の場合は1時間でもほぼ動かずにじっと観続けられるようです。
人によっては、動物図鑑を開いたらずっと集中している、ぬいぐるみ遊びやおままごとをやり続けるなどあると思います。
繰り返しになりますが観過ぎは目や頭にもよくないと思う反面、1人でじっと座って1つのことに集中する機会は他にないので、時間を決めておけば悪いことばかりではないのかなと思っています。
1人っ子の育児には特に必要
兄弟がいないと基本的には家に親しかいないので「一緒に遊ぼ!」てなるのですよね。
兄弟がいればまた状況は変わると思いますが、1人っ子の場合は常に親が相手をしないといけないので、疲れることもあります。
そんなときはテレビの力に頼って、小一時間ばかり自分の時間を作っています。
なるべくなら少し声を掛けながらでも子供と一緒に観た方がよいと思うので、テレビに丸投げしないように気をつけています。
我が家のテレビ視聴ルール
ここで我が家のテレビ視聴に関してのルールを紹介します。
1日2時間まで
このさじ加減は個人の考えによる曖昧なものですが、うちの場合は目安として2歳までは1日1時間、2歳を過ぎたら1日2時間にしました。
最近知ったのですが、日本小児科医会でも幼児や子供のメディア接触は、1日2時間を目安にということが提言されているようです。
朝8時から夜20時まで
7時に起きて21時に寝るので、起きてすぐと寝る直前にはなるべく観ないようにというルールにしています。
体感でも、起きてすぐにテレビを観ると刺激が強いし、寝る直前に観ると頭に残って睡眠を妨げている感があるので、少し時間を空けるのがよいと思います。
つけっぱなしにしない
これはかなり重要だと思っていて、他のことを始めたらすぐに消すようにしています。
テレビを観るときはテレビに集中することにして、1つのことに没頭しじっくり楽しむということもある種のトレーニングと捉えています。
ちなみに話はそれますが、オックスフォード大学の研究によると、1日1時間程度のゲームは子供の成績を上げるという報告があるようです。
参考 : 「ゲームは1日1時間」は正しかった?オックスフォード大学の研究結果より
何もかも制限してしまうよりは、テレビに限らず好きなものに触れさせて人生の満足度を上げてあげたいですね。
主に観ているテレビ
アンパンマンのDVD
いつの間にアンパンマンの情報が息子に入ったのかわかりませんが、ある日突然大好きになっていました。
映画シリーズや、お歌、おゆうぎ、色や形のお勉強などのDVDをローテーションで観ています。
アンパンチという暴力で対抗するのはどうなのかと議論はありますが、その辺については深く考えておらず笑、純粋によくできていて大人でも楽しめると思います。
悲しむシーン、喜ぶシーン、ピンチを脱出など、感情を揺さぶられて、ハラハラしたりしながら真剣に観ているので感心します。
後で一緒にお風呂でストーリーを思い出しながら、危なかったね!とか良かったね!とかお話したり、そういう使い方ができるのもいいと思います。
お気に入りのDVD
映画シリーズでは、だだんだんが出てくるシーンが多いので、特にこの3本がお気に入りです。
どれもストーリーがよくできていて普通におもしろいです。
50分あるので、途中で5分ほど休憩を挟んでみたり…と気休め程度に工夫しています。
おゆうぎやお歌のシリーズも1歳後半くらいではよく観ていました。
こちらは25分と短めなので、映画シリーズとうまく使い分けすればよいと思います。
ダンスをまねしたり、歌を歌ったりするようになりました。
スポーツ全般
朝起きて1分後にはグローブをはめているくらい野球が大好きな子なのですが、テレビでの野球観戦もすごく喜んでくれます。
福岡に移住して専らホークスファンなので、ホークスの全試合がいつでも見られるDAZN(ダゾーン)に契約しています。
DAZNは他にもサッカーやラグビー、アメフト、ゴルフ、テニス、F1、ホッケー、ダーツなどがあるので、最近ではずいぶん色々なスポーツに興味を示すようになりました。
Eテレ
定番ですが、おかあさんといっしょ、パッコロリン、おさるのジョージあたりを時々観ます。
よしお兄さんはもう引退されてしまいましたが、ブンバボーンはかなり喜んでテレビの前で一緒にダンスしていました。
こちらのDVDには、おかあさんといっしょで人気の歌や、ブンバボーンなどの体操シリーズもたくさん収録されていておすすめです。
一緒に観ることで共通の話題も増えるので、自分もなるべく観るようにしています。
Amazonプライム・ビデオも便利です
Amazonプライム・ビデオでは映画もたくさん観られますが、キッズ向けのテレビ番組も意外にたくさんあります。
いないいないばぁ
なども最新のじゃないですが見放題でして、他にも
おさるのジョージ
しまじろう
ペネロペ
きかんしゃトーマス
トムとジェリー
Amazonプライム会員になればテレビでも、旅行先などでタブレットを使って観ることもできます。
年会費4,900円(月408円)とコスパがよく、
- お急ぎ便や日時指定が使い放題
- プライム・フォトで画像を無制限に保存
- プライム・ミュージックで100万曲以上の聴き放題
テレビを観るメリット
会話が上手になった
若干ですが、いろんなジャンルのテレビを見せるにつれてボキャブラリーも増え、話が上手になった気がします。
アンパンマンの映画に出てくるセリフや、Eテレの歌の歌詞などは特に結構覚えていて会話のちょっとした表現で使ってきます。
むしろ話すのが遅くなるとかいう教育論者や学者の方もいるようですが、個人的にはそれほど心配は無用かなと思います。
英語学習で上達していく経過も似ていますが、テレビの映像と音声で、シチュエーションを一緒に覚えているのでしっかり吸収しているようです。
興味が広がった
副産物的なメリットですが、DAZNで色々なスポーツを観るようになってから、子供の中で世界が広がったようで、多くのことに興味を示すような変化が現れたのもよかったです。
それまでは野球一択だったのですが、DAZN以降はおもちゃ屋さんやスポーツ用品店などに連れて行っても、サッカーやラグビー、ゴルフなどに興味をもつようになりました。
可能性が広がるという意味では悪くないかなと思います。
親が休める
これが結構重要でして、四六時中子供の相手をしていると体力も精神も疲れるので、テレビに集中してもらっている間にコーヒーを飲んだり家事や調べものなどすき間時間にできることをこなしています。
テレビが終わるとすぐにくっついて遊びをせがんできます。
育児は仕事と違って時間の制限がないので、テレビには本当に感謝しています…。
テレビを観るデメリット
目に悪い
テレビ用ブルーライトカットの保護シートもあるようなので購入検討しようと思いますが、目に良くはないですよね。
基本的なことですが、
- 部屋は明るく
- 距離は空ける
- 寝転がって観ない
- 時間を守る
が大切だと思います。
会話が減る&運動量が減る
これも観過ぎてしまうと良くないですよね。時間を決めることでなるべく弊害が出ないようにしています。
育児ツールとして使うために
テレビ番組はHDDレコーダーに撮りためる
基本的には育児ツールとして、子供がぐずったり、観たいと騒ぎ出したり、親が疲れたときなど親が都合よい時間に観たいので、 Eテレなどのテレビ放送はHDDレコーダーに撮りためていつでも観られるようにしています。
ちなみにHDD容量が増え続けないように番組ごとに上書き録画しています。
アンパンマンなどはDVDなので、一体型のレコーダーがあれば便利だと思います。
我が家で使っているHDDレコーダー
ビエラやブラビアなどのアプリ対応テレビであれば、Amazonプライムビデオなどでキッズ向けの番組や映画などを購入したりレンタルしたりできるので、テレビを買い替えるきっかけがあるならおすすめですよ。
我が家で使っているテレビ
スポーツはDAZNで視聴する
インターネット対応テレビの他、iPadやiPhone、PCなどのデバイスでも同時に視聴可能です。
DAZN(ダゾーン)の無料体験はこちらからできます。
まとめ
小さいうちに目を酷使するのは良くないことだと思いますが、育児ストレスで子供に対して笑顔が減ってしまうのはもっと良くないと思います。
各家庭の状況によって、育児が楽になるツールにバランスよく頼って、なるべくストレスを抑えた楽しい育児ができればいいですね〜。