2015年6月に東京から福岡へ引っ越しました。荷物はそれほど多くないのでトラック1台で済んだのですが、4匹の犬とネコをどうやって輸送しよう??と色々考えた結果、車で一緒に移動することにしました。
動物の種類や性格の差によっても選択肢は変わってくると思いますが、動物との長距離移動について検討される方の参考になったら幸いです。
目次
ペットと移動する選択肢は…
東京都内から福岡市内までの移動は1,100kmくらいで、選択肢はこの3つかと
- 飛行機・・・約2時間
- 新幹線・・・約5時間
- 自動車・・・約13時間
所要時間はこのくらいですね。人が移動するだけなら間違いなく飛行機ですが、犬・ネコを飛行機に乗せるのはちょっと心配でした…。
1. 飛行機
ピーチ、ジェットスターではペットの輸送は不可です。例えばピーチは、カブトムシや金魚、カメなどもだめなようですね。
スカイマーク、JAL、ANAは一定のルール内で輸送可能なようです。条件や金額などはリンクを参照してください。
ペット輸送は基本的には貨物扱いなので、ケージに入れて貨物室に運ばれます。貨物室は各社温度や湿度などの環境に配慮しているとの事ですが、真っ暗で大きな音だけが響く2時間なので、うちの子には厳しいかな…と思い選択肢から外しました。もちろん大丈夫な子もいると思いますが、ネットで調べると、亡くなってしまったり、ケージ内でもがいて爪が剥がれてしまったりした子もいたので、ペットとじっくり相談して判断してくださいね!
2. 新幹線
新幹線の場合、ねこや小型犬は手回り品として1匹あたり280円で一緒に乗る事ができるようです。おとなしいねこや犬なら5時間くらいの移動でもこれがいいかもしれませんね。うちの場合…犬は大人しく行儀よいのですが、ネコはおそらく移動中ずっと泣きっぱなしなので新幹線での移動もあきらめました。
少しの時間であれば、授乳やおむつ交換などもできる多目的室というのがあって、乗務員の方に声をかけて使用できるみたいです。
3. 自動車
1,100kmの長距離運転は初体験だったので不安でしたが、消去法で車での移動になりました。結果的には、2回ほどサービスエリアで休憩しただけで何もトラブルなくスムーズに移動できたので良かったです。
普段は長くても3時間ほどのドライブくらいしかしていませんでしたが、実際やってみると意外と大丈夫ですね。前日にたくさん寝ておきましょう。
犬やねこと車で移動する時に注意した点
車のドアの開け閉めに注意!
車内でケージに入れて移動の場合は問題ないですが、うちの場合は少し狭くてかわいそうかなと思い、車内に野放し状態で移動しました。自由に好きなところへ動けるのが良い反面、サービスエリアなどでドアを開閉する時は急に飛び出さないように注意しましょう。
車内にネコのトイレを置いておく
犬はサービスエリアで少し外を歩かせれば用を足してくれる場合が多いですが、ネコは基本的には落ち着くまでトイレしない場合が多いです。今回は、ネコ用のトイレを後部座席にセットした状態で移動しました。結果的に13時間の移動で、1匹が1回しか使用しませんでしたが、万一のために置いておく事をおすすめします。
途中で水分補給
犬は途中の休憩で外を少し散歩させてあげれば、その時に水も飲んでくれる子が多いと思います。ネコの場合は車が動いてる間は緊張してあまり飲まない子が多いんじゃないでしょうか。うちの子達も移動中は全く飲まなかったのでかわいそうでした。できればなるべくリラックスできる環境を作ってあげて、休憩した時にお水をあげてみましょう。
酔い止め薬を用意
引越し前に動物病院に行った時、先生が酔い止め薬を勧めてくれました。引越しの時、最初は薬を飲ませてなかったのですが、しばらくしてネコが泣きわめくようになって薬を飲ませたところ、すっかり静かに!!少しぼんやりとリラックスした状態になり、そのおかげで余裕をもって運転できました。酔い止め薬は最初から飲ませておく事をおすすめします!
車が汚れないようにカバー!
粗相をしてしまった時のために、車のシートをしっかりカバーしておくのをおすすめします。うちの場合はこんな感じで、ちょうど引越しでいらなくなった部屋のカーペットを車内全体に敷いてがっちりカバーしました。犬やネコもいつものカーペットなので少し安心できたかなと思います。
引越しを終えて、ようやくリラックスできました。↓
長距離でペットと移動される方は、自分とペットの体力や性格に合わせて検討してくださいね。